MENU
人気記事ランキング

天使にラブ・ソングを2のあらすじと評価!終盤ステージの盛り上がりに鳥肌

大ヒット映画「天使にラブ・ソングを…」の続編、「天使にラブ・ソングを2」は1993年にアメリカで公開され、全世界で1億2500万ドルを超える大ヒットを記録しました。

前作の魅力はそのままに、新たな舞台で繰り広げられる感動の物語は、今もなお多くの人に愛され続けています。

目次

天使にラブ・ソングを2のあらすじと概要

天使にラブソングを…
Andscape

原題:Sister Act 2 Back in the Habit

  • 公開日:1993年12月10日(アメリカ)、1994年6月11日(日本)
  • 製作国:アメリカ合衆国
  • 上映時間:100分(字幕版108分、吹き替え版109分)

「天使にラブ・ソングを2」は、歌の力で奇跡を起こす、笑いと感動にあふれた物語です。

前作で事件を解決しラスベガスの人気歌手に戻ったデロリスのもとに、かつてお世話になったシスターたちが助けを求めてきます。

デロリスが向かったのは、廃校の危機に瀕したスラム街の高校でした。

そこで音楽教師「シスター・メアリー・クラレンス」として、問題児だらけの生徒たちと向き合うことになります。

最初は反発していた生徒たちも、デロリスのパワフルで型破りな授業を通して歌うことの楽しさに目覚めていきます。

そして、学校を救うためゴスペル聖歌隊を結成し、州の音楽コンクール優勝を目指すことになるのです。

この映画は、音楽が持つ素晴らしい力と、信じる心が起こす奇跡を描いた、心温まる作品だと言えるでしょう。

天使にラブ・ソングを2のキャスト

監督はビル・デューク。

「天使にラブ・ソングを2」の魅力は、個性豊かな登場人物たちと、素晴らしいキャスト陣にあります。

この映画を素晴らしいものにしているのは、ウーピー・ゴールドバーグをはじめとする俳優さんたちの生き生きとした演技です。

  • 監督:ビル・デューク
  • デロリス / シスター・メアリー・クラレンス役:ウーピー・ゴールドバーグ
  • 修道院長役:マギー・スミス
  • リタ・ルイーズ・ワトソン役:ローリン・ヒル
  • アマール役:ライアン・トビー
  • クリスプ理事長役:ジェームズ・コバーン

主演のウーピー・ゴールドバーグはもちろん、当時はまだ無名だったローリン・ヒルの圧倒的な歌声も、この映画を語る上で欠かせません。

素晴らしいキャストがそろったからこそ、「天使にラブ・ソングを2」は多くの人の心に残る作品になったのですね。

天使にラブ・ソングを2の日本での感想と評価

日本では、「天使にラブ・ソングを2」は前作に劣らず非常に人気の高い作品です。

特に、音楽シーンの素晴らしさと、生徒たちの成長していく姿に感動したという声がたくさん見られます。

良かった点として多くの人が挙げているのは、やはりクライマックスの「Joyful, Joyful」や「Oh Happy Day」を歌うシーンです。

ヒップホップとゴスペルが融合したエネルギッシュなパフォーマンスは、見る人すべてを笑顔にし、元気を与えてくれます。

また、最初はバラバラだった生徒たちがデロリスとの出会いを通じて一つの目標に向かっていく姿に、心を打たれた人も多いようです。

「1も観たけどこの映画は2の方が好み」という意見も多くあり、続編としての独自性が評価されています。

「何度見ても元気が出る」といった感想も多く、多くの人にとって大切な一作になっていることがわかります。

悪かった点としては、物語の展開が王道で先が読めてしまう、という意見も見られました。

前作のようなマフィアに追われるハラハラ感はなく、学園ドラマとしての側面が強いため、少し物足りなさを感じた人もいるようです。

また、生徒たちが意外とすんなりデロリスに心を開いていくので、「もう少し葛藤があっても良かったのでは」という感想もありました。

ストーリーの新鮮さという点では、前作に軍配が上がるかもしれませんね。

天使にラブ・ソングを2の海外での感想と評価

海外でも「天使にラブ・ソングを2」は広く愛されていますが、批評家の評価は少し厳しいものも見られます。

海外のファンは、ウーピー・ゴールドバーグの変わらぬ魅力と、若き日のローリン・ヒルの才能を高く評価しています。

良かった点として海外の感想で特に多いのは、主演ウーピー・ゴールドバーグのカリスマ性を称賛する声です。

彼女のコメディアンとしての才能がこの映画を明るく楽しいものにしていることは間違いありません。

そして、生徒リタ役を演じたローリン・ヒルの素晴らしい歌声と存在感は、海外でも大きな注目を集めました。

「努力することの大切さ」や「自分を信じること」といったポジティブなメッセージが、多くの観客の心に響いたようです。

悪かった点として批評家からは「前作の良さを捨てて、ありきたりな学園ものになってしまった」という厳しい意見も出ています。

ストーリーが予測可能で独創性に欠けるという点が、評価が分かれる原因のようです。

前作が持っていた「シスターとギャング」という意外な組み合わせの面白さが薄れたことを残念に思う声もありました。

とはいえ、観客からは今もなお熱狂的な人気を誇っており、批評家の評価とは関係なく多くのファンに支持されている作品だと言えます。

天使にラブ・ソングを2のおすすめポイント

この映画の最大の魅力は、やはり音楽とパフォーマンスです。

特に「Oh Happy Day」での高校生たちの校内コンサートシーンは圧巻で、ライアン・トビーの高音ソロパートは多くの観客の記憶に残る名場面となっています。

「歌の力で生徒たちを更生させる」という心温まるストーリーは、見る人に勇気と希望を与えてくれます。

ウーピー・ゴールドバーグの魅力的な演技も見どころの一つです。

問題児たちに立ち向かうタフさと、同時に見せる優しさのバランスが絶妙で、教師としての理想的な姿を描いています。

家族で安心して楽しめる内容も大きなポイント。

暴力や不適切な内容がほとんどなく、世代を超えて楽しめる作品として仕上がっています。

さらにクライマックスの圧巻のパフォーマンスは、何度見ても鳥肌が立つほどの感動を味わえます。

落ち込んだ時や元気を出したい時に、ぜひ見てほしい作品です。

  • 泣ける度:★★★☆☆
  • 笑える度:★★★★☆
  • 総合評価:★★★★☆
目次